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OKC代表のブログです。
いじめと留学
岩手県の中学2年生の自殺が話題となっています。生徒と担任の先生とのやり取りをした生活日記を新聞で読みましたが、何とも悲しくてやりきれない気持ちになりました。
生徒がまさしくSOSの文面を綴っているにも拘らず、先生はそれを理解できない、しかも回を追うごとに深刻になっていき誰にも相談出来ない状況の中で、唯一先生にだけ苦しい心の叫びを伝えている。しかし先生はその生徒の苦しい心情を全く受け止められない、生徒に対する返信はまるで生徒の訴えを無視しているが如くのような文面が書かれている。それが結果として、心の拠りどころを失い絶望感から自殺と言う悲しい結論を選択したのだと思います。もちろん先生は生徒の苦しみをわざと無視したとは思えません。むしろ、真面目で大変人柄の良い先生だと思います。だから生徒が自殺したと知って大変な精神的ショックを受け体調を崩されたのだと思います。ご本人はごく普通の人の良い先生だと見受けられます。ではなぜこの先生は度重なる生徒苦痛や心の叫びが理解出来なかったのか、あくまで私の個人的な感想ですが、先生の生徒に対する返信内容を読みますと、ある印象を感じました。それはこの先生は小さい時からご両親に大切にされ、何かにつけ親御さんや周りの大人から気遣って貰う、全てに関して廻りの人から愛され、いろんな面で助けられて来た。そのような人生、自分が周囲を気遣う、気遣わないと前に進めない、そのような人生を経験しないで大人になったのではないか、そんな印象を持ったのです。
再度申しますが、この意見はあくまでも私個人の意見です。先生も今はご本人自身が一番苦しんでおられることと察しています。心から悲しみの業苦に打ちひしがれておられると思っています。充分理解できないほど多忙だったのかもしれません、それほど深刻とは思われなかったのかもしれません。もしそうだとしたら、この生活日記の目的を理解されていないことになります。先生の役割は単に教科を教えるだけなく、自分受け持つクラスの生徒一人一人の特長や悩みを把握し、生徒の良き理解者でなければならないと思うのです。きっと先生は素直に育ち、お勉強も出来、ご両親のご自慢の人だったとおもいます。ただ心の成長が未成熟だけだったのでしょう、そこに人間の機微が理解できない無知な精神的に未発達な子供が大人になった、その人柄がこのような悲しい結末になったのだと思えてなりません。
過去30年2000人を超える高校留学を取り扱ってまいりました。その中で400人ほどの不登校留学をお世話してきました。その内いじめが原因で留学した人が約300人いました。
10人位を除いてほとんどの人が最後まで留学をやり遂げているのです。
なぜ、やり遂げるのか、なぜ多くの人が自分を再発見して新しい道を踏み出しているのか、それは多分、これも私のあくまで経験で感じた個人的な感想ですが、人はいじめに会うことで人に人一倍の優しさを覚え、人の苦しみを理解する、絶望的な孤独感が人に対する細やかな思いやりを身に付ける、そんな本当の心優しい人間に成長する。
そして、留学という違った環境や世界に自分をさらすことは精神的な苦労を重ねたことが心を強くし、チャレンジする精神を育み、自分の新しい人生を見つける結果に繋がっていると思います。今も虐められているあなた、孤独で苦しんでいるあなた!決して自分を責めるなかれ、少なくともあなたは誰も虐めていないのだから、少なくともあなたが一番他で虐められているひとの気持が一番理解出来るのだから、あなたが誰よりも一番優しい人なのだから、そういうあなたをご両親は誰より愛しているのです。
ご両親はあなたの最大の理解者であり味方です。あなたは決して一人ぼっちでないのです。
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