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OKC代表のブログです。
エルがお婆ちゃんになっていく
最近、私は出張が多く毎週どこかに出張しています。先週3日間の関西への出張を終え帰宅しました。夜も遅く12時前だったので静かにドアを開けようと玄関に立ちますと、エルが中から『ワン!』と小さな声で吠えたのです。ドアを開けますとエルが尻尾を振って私にクーンクーンと泣いてピタッと寄り添って来たのです。そして私に抱き付こうと立ち上がろうとしたのですがよろめいて倒れそうになりました。私はエルに『立ち上がらなくていいよ、パパが座るから』と言って玄関に座ってエルをハグしました。エルは私が離そうとすると更にくっついてクーンクーンと泣くのです。私は『分かった、分かった』と暫くの間エルを抱いて話しかけました。『寂しかったのかい?パパも早く会いたかったよ』

昨年頃までは私が出張から帰りますと、中から勢いよく走って来て私にドスンと体当たりして来たものでした。時には私がモンドリ打って一緒になって倒れたことがあるくらい、元気溌剌なエルだったのでした。しかし昨年12月で10才を迎えたころから急にお転婆なエルでなくなってきたような気がしていました。セントバーナードの平均寿命は7~8才と言われており、クリニックの先生によれば10才はもう充分お婆ちゃんですと言われました。

私が服を着替えていますとエルがやって来てまたクーンクーンと泣くのです。私がエルに散歩に行こうかと言いますとワン!と泣いて尻尾を振って来ましたので12時を過ぎていたのですが近くの公園に出かけました。途中エルは2度ほどよろめいたりしましたので、私は『ゆっくり歩くんだよ』と声をかけながら、小さな明かりが灯るだけの、寒くて誰もいない公園の中を散歩したのでした。
思えば初めてあった時、5か月でガリガリに痩せ栄養失調で声を出す元気もない子犬でした。あと2週間で処分されることを聞きこの子には何の罪もないのに可哀想と思い助けたのがちょうど今から10年前だったのです。
私はその時エルに言いました『助けてあげる、そして辛くて悲しい境遇から、必ず幸せにしてあげる』と、そして10年後、深夜の公園を歩きながらエルに話しかけました。
『君の悲しみは僕の悲しみ、君の喜びは僕の喜び、いつまでも一緒だよ』と

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